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2020年(令和2年)度分の確定申告における重要な変更点について

今年も確定申告の時期がやってきました。

新型コロナウイルスの影響もあり、今年の確定申告は申告期限・納付期限が4月15日(木)まで延長となりました。

また、それ以外にも、今年申告を行う2020年(令和2年)度分の確定申告では、いくつかの変更点があり、注意が必要です。

今回は、変更点・注意点の代表的な内容についてお伝えしていきます。

基礎控除額の変更

まず大きな変更点は、基礎控除額の変更です。

基礎控除は所得控除の一つであり、これまではすべての納税者が一律38万円を控除することが可能でした。

今年の確定申告から、合計所得金額が2,400万円以下の場合、基礎控除額が48万円に変更となります。

合計所得金額が2,400万円を超える場合は、以下のように段階的に控除額が変わっていきます。

  • 2,400万円以下…48万円
  • 2,400万円超2,450万円以下…32万円
  • 2,450万円超2,500万円以下…16万円
  • 2,500万円超…0円

給与所得控除額の変更

給与所得控除額も変更となり、これまでより10万円控除額が引き下げになります。

給与等の収入金額の大小に関わらず、一律で10万円控除額が引き下げられました。

ただし、基礎控除額が10万円引き上げになっているので、給与所得のある方が増税されたわけではありません。これまで比較して、所得税を支払う金額に影響はありません。

青色申告特別控除額の変更

青色申告特別控除も控除額が10万円引き下げられました。

これまでは個人事業主が青色申告をした場合、65万円の青色申告特別控除を受けることができました。

しかし、今年からはこの金額が55万円に引き下げられています。

ただし、給与所得控除の場合と同様、基礎控除額が10万円引き上げられているので、多くの方は影響を受けません。

e-Taxおよび電子帳簿保存による控除

令和2年度分の確定申告から、青色申告を行う場合、e-Taxでの確定申告または電子帳簿保存を行うことで10万円分の控除を受けることが可能となりました。

e-Taxでの確定申告には、これまでICカードリーダー等が必要で面倒な印象がありましたが、現在はスマートフォンでのカードの読み取りが可能となり、手軽にe-Taxを利用できるようになっています。

また、電子帳簿保存を行うには税務署に申請書を提出する必要があります。

帳簿の備付けを開始する日の3ヶ月前までに申請書を提出する必要があり、原則として課税期間の途中から適用を受けることはできません。電子帳簿保存を行う際には、計画的に手続きを行いましょう。

まとめ

  • 合計所得金額が2,400万円以下の場合、基礎控除額が10万円引き上げられた
  • 給与所得控除額が10万円引き下げられた
  • 青色申告特別控除額が10万円引き下げられた(ただしe-Taxなどで10万円分の控除を受けられる)
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